通信費を節約するため、格安simを使っている人、あるいは格安simの導入を検討している人も多いのではないだろうか。
ミニマリストでも格安simを使っている人は多い。
余計な固定費は削減するという考え方のミニマリストが多いためだ。
今回は私の格安simの選び方と活用術を紹介しよう。
まずは、私が実践している格安simの選び方から。
ミニマリストが実践する格安simの選び方
私が格安simを選ぶときに気を付けていることは次の4つだ。
- 通信速度の手動切り替えがある業者を選ぶ
- 低速無制限の業者を選ぶ
- テザリングが可能か確認する
- エントリーパッケージで事務手数料を節約する
以下、詳細を説明しよう。
格安simの選び方1:通信速度の手動切り替えがある業者を選ぶ
通常、ドコモなどの大手キャリアでは高速通信の契約容量分を使い切ると速度制限がかかる。
逆にいえば、容量を使い切るまでは強制的に高速通信を使うことになる。
一方格安simでは、高速通信・低速通信をアプリ等で好きな時に手動で切り替えできる業者が多い。
これは高速通信が必要ない時に、低速通信を利用することで通信容量を節約できることを意味する。
全ての格安sim業者が、こうした通信速度の手動切り替えに対応しているわけではないので、手動切り替えに対応している業者を選ぶようにしよう。
ちなみに私は、基本的に常時低速モードで使用し、どうしても高速通信が必要な時のみ高速モードに切り替えるようにしている。
こうすることで、契約した通信容量をほとんど使用しないということも可能だ。
格安simの選び方2:低速無制限の業者を選ぶ
低速通信時は通常、「1ヶ月の通信容量」に制限はないが、「3日間の通信容量」に制限がある業者も存在する。
この場合、3日間の低速通信量が規定の量を超えると、低速よりさらに低速な、超低速通信になってしまう。
このため、私のように低速通信をメインで使う場合は、低速通信に制限がない業者を選ぶようにしよう。
私は低速通信(200kbps)をメインに使用しているが、スマホでのYoutube視聴(最低解像度)や、Googleマップ、Googleマップのナビ機能も低速通信で問題なく使えている。
逆に、ネットラジオは途切れ途切れになることが多い。(使用するアプリにもよるが)
音声のみのネットラジオが厳しいのに、動画のYoutubeが大丈夫なのはGoogleの謎技術である。
なお、lineやTwitter等のSNSが低速通信で問題ないのは言うまでもないだろう。
ちなみに、私はスマホのゲームはやらないので、ゲームに関しては低速通信で大丈夫かどうかは分からない。
格安simの選び方3:テザリングが可能か確認する
大手キャリアと違い、格安simではテザリングが無料で利用できる業者がほとんどである。
しかし、端末の種類(AndroidかiOSか)や、契約するプランによっては、テザリングそのものが利用できない組み合わせも存在する。
格安sim業者のHPには、テザリングが使用できるかどうかの組み合わせが掲載されているので、テザリングをするつもりなら、あらかじめ確認しておこう。
ちなみに私が最初に買ったスマホは、ドコモのAndroid端末だったが、その頃のドコモのAndroid端末は、格安simでのテザリングが一切できなかった。
それ以降、私は大手キャリアの端末ではなく、最初からsimフリーの端末を買うようにしている。
なお、2015年の秋冬モデル以降は、ドコモのAndroid端末で格安simでのテザリングも可能になっているようだ。
格安simの選び方4:エントリーパッケージで事務手数料を節約する
格安simを契約する場合、インターネットで申し込みをすることになるが、通常は事務手数料が3000円程度かかる。
しかし、Amazon等にエントリーパッケージというものが数百円(タイムセールの場合は数十円のときも)で売られており、これを利用すると事務手数料がかからない。
エントリーパッケージには、simカードが直接入っているものと、英数字のコードのみが書かれているものがある。
どちらにしても、インターネットで申し込みする際に、エントリーパッケージ内に書かれている英数字を入力することで、事務手数料が無料になるというシステムだ。
simカードが入っていない場合は、申し込み後に業者からsimカードが送られてくる。
事務手数料を節約したいなら、こういったエントリーパッケージを利用しよう。
Amazonで「格安sim」等で検索すれば、いろんな格安sim業者のエントリーパッケージが出てくるだろう。
次のページでは私が実際に行っている格安simの活用術について紹介する。