会社を退職して半年余りが経過した。
今回は退職によって私が感じた変化について書いてみようと思う。
心身や考え方にどんな変化があったのかを記録しておくのも悪くないだろうし、もしかしたら誰かの参考になるかもしれない。

いや、たぶん参考にならへんで。
ミニマリストが会社を辞めて感じた2つの変化
私が会社を辞めて感じた変化、あるいは実感したことは以下の2つだ。
- お金にますますシビアになった
- 酒を飲まなくても平気になった
以下、順にみていこう。
変化その1:お金にますますシビアになった
まず最初に感じた変化は、お金に対してますますシビアになったことだ。
給与所得がなくなってしまったのだから、これは当然と言えるかもしれない。
具体的には「物を買う時も手放す時も、今まで以上に慎重になった」ということである。
物を買う際に「これは生きていく上で本当に必要なものか」「今買わないといけないのか」と考えるようになり、以前ほど軽々しく物を買わなくなった。
今までも自分なりに節約術を駆使していたつもりだったが、どこかで「とりあえず買ってみて、いらなければ捨てればいい」という気持ちもあったのだろう。
在職時の「毎月一定額の給与所得がある」という環境が、お金をシビアにコントロールしきれなかった原因となっていた感は否めない。
また物を手放す時も、今までならあっさり捨てていたような物でも、今では「もう少し使い切ってから捨てよう」と考えるようになった。
おかげで「捨てようと思っていた物をいつまでも持っている」というミニマリストらしからぬ状態ではあるのだが、支出のムダを減らすにはそうなってしまうのは仕方ない。
結局のところ「新しく物を買うのは最低限にして、使っている物は最後まで使い切る」という形になり、買い替えのサイクルがこれまでより長くなっている。
その他にも、各種スマホ決済を導入してポイント還元の恩恵を受けたり、ポイ活やキャンペーンの情報をコンスタントに収集するようになった。
これまでの生活では「所有物を減らす」ということにフォーカスしていたが、今後は無駄な支出を減らすということに多少なりともフォーカスをシフトしていくことになるだろう。
変化その2:酒を飲まなくても平気になった
会社に勤めていた頃は毎週週末に酒を飲むのが楽しみだった。

ひとり宅飲みだけどな。
しかし会社を辞めて今の住居に引っ越してからは、酒を飲みたいという気持ちはピタリとなくなり、全く飲まなくても平気になった。
ポイ活では賞味期限の長い酒類ゲットを優先的に考えているが、これらを消費するのにむしろ苦労しているぐらいだ。
自分としては酒を飲むのが好きだと思っていたが、単に仕事のストレスのはけ口として酒を飲んでいたに過ぎなかった。
会社を退職し仕事のストレスから解放された今となっては、以前ほど飲酒の必要性がなくなったということだ。
とは言え、私としても金輪際全く飲まないというつもりはない。
今の状態は、言ってみれば、
「酒を飲むのは楽しい。だけど酒を飲まなくても楽しい。」
という表現が近い。
完全に酒をやめてしまうのではなく、「飲んでもいい、飲まなくてもいい。どっちでもOK。」というのが、自分にとっての適度な距離感なのだろう。
また、飲酒量が減ることで食費も減り、低収入・低消費生活にシフトできるということも、セミリタイア/FIREを目指す身としてはメリットとなる。
今後はストレス発散のために酒を飲むのではなく、気が向いた時だけ飲むという形に移行していくことになりそうだ。

さて、晩御飯にするか・・・
(ガチャ・・・)

お前はエヴァンゲリオンのミサトさんか!
ミニマリストが会社を辞めて感じた2つの変化まとめ
私が会社を辞めて感じた変化を再度まとめると、
- お金にますますシビアになった
- 酒を飲まなくても平気になった
の2つである。
退職という、生活環境の大きな変化があったのだから、心身の状態や考え方に変化があるのも当然と言えるだろう。
無駄に物を買って無駄に捨てるという行動も今後は慎むことになるだろうし、仕事のストレスからの解放によりアルコールへの依存が減り、酒とは程よく付き合っていくことになるだろう。
このような変化もミニマリストとしての成長あるいは「洗練」と言えるのかもしれない。
今後も退職に関する情報や気付きを記事にしていく予定である。
何かの参考になれば幸いだ。