ミニマリストによる「車なし生活」を実践するためのコツ5選

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道路を身軽に歩く男性 生活

私は車を所有しない生活を15年以上続けており、下記の記事でその理由を紹介した。

 

 

今回はこの記事に引き続き、車を所有しないコツについて紹介したいと思う。

車を手放せば、車の所有に伴う費用や手間を完全になくすことができる。

車を手放したいと考えている人の参考になれば幸いだ。

 

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車なし生活を実践するための5つのコツ

私が車を所有しないコツとして考えているのは以下の5つである。

  • 車を持たない前提で住居を決める
  • 公共交通機関を活用する
  • いざというときはタクシーを使う
  • 短距離なら徒歩で移動する
  • 買い物は宅配便を活用する

 

以下、順番に見ていこう。

 

コツ1:車を持たない前提で住居を決める

私が最も重要だと考えているのは、「車を持たない前提で住居を決める」ということである。

「車は必須だ」と考えている人は、今現在の住居に住み続けるという前提で考えていないだろうか。

私が住居を決める上で特に重要視しているのは以下の2点である。

  • 駅近であること
  • 徒歩圏内にスーパーがあること

 

駅近であること

車を使わないとなると、最も頻繁に利用する交通手段はおそらく電車になるだろう。

電車を頻繁に利用することを想定して、駅から徒歩圏内の物件を選ぶことは必須となる。

私が最初に住んだマンションは、最寄駅から徒歩2分の物件だった。

その後、駅から徒歩12分の物件に引っ越し、さらに現在は、駅から徒歩5分である。

大体徒歩15分ぐらいまでなら、不便はないと考えている。

なお、私の場合、今の住居に住むようになってからは徒歩通勤のため、普段電車を利用することはない。

しかし、出張や帰省、通院などの際は電車を使わざるを得ないため、駅近の物件であることは必須条件と考えている。

自宅から駅までの道のりに屋根や地下道があれば、傘を差さなくて済むので、ベターだ。

 

徒歩圏内にスーパーがあること

買い物に行くのに車を利用している人もいるだろう。

私はペーパードライバーであり、車を運転することは一切考えていない。

このため、物件選びの際は、「徒歩圏内にスーパーがある」ということを必須条件にしている。

コンビニでもよいが、コンビニの商品はスーパーに比べて値段が高いため、私としてはあまり利用していない。

車を使わずに買い物に行く場合、帰りは買った物を徒歩で持ち帰ることになる。

手で持てる量には限りがあるため、買い物はその日必要な分量しか買わない。

しかし、それでも特に問題ない。

徒歩圏内に店があれば、足りない物があった時も再度店に行くということが可能だからだ。

私は最近では、その時1食分の食糧品のみを買うようにしている。

食事は1日1食であることと、冷蔵庫を使わない生活を実験的に行っているためである。

 

住居選びを妄想してみる

さて、住居を選ぶ際に重視していることを挙げてみたが、それでも「今の住居から引っ越すなんて考えられない」という人もいるだろう。

そんな人も、妄想でもいいから引っ越しを想定して、物件サイトでも見てみればいい。

車がなければ、どこに住むだろうか。

家賃はいくらぐらいか。

どんな生活パターンになるだろうか。

車がなければいくらぐらいのお金が節約できるだろうか。

等々。

具体的に物件情報を見てみれば、意外と「車なしでもいけるかも」という感覚になるかもしれない。

 

コツ2:公共交通機関を活用する

前述の通り、住居選びの際に駅近であることを条件としたため、メインで利用する公共交通機関は電車となる。

しかし、電車だけでは行きづらい行先もあるだろう。

そんな時に利用対象として考えるのはバスとなる。

バスは電車ほど時間に正確ではないので、普段あまり利用しないという人も多いかと思う。(私がそうだった。)

しかし、電車で行きづらい場所ではバスの路線があることが多いため、一度、バスの路線や時刻表などを調べてみることをオススメする。

昔は、バス料金の支払いの際は小銭が必要だった。

しかし最近では、電車で使用している交通系ICカードでバス料金の支払いも可能だ。

電車用のICカードを持っていれば、バス専用のICカードをわざわざ持つ必要はない。

また、バス停にQRコードが貼り付けられており、それをスマホで読み取ることで、次のバス到着までの時間がリアルタイムで分かる仕組みもある。

電車ほどではないものの、バスの使い勝手もよくなっているのだ。

なお、私は通院の際には電車とバスを両方利用して病院に通っているが、年に数回のことなので不便さは感じていない。

逆に車で通院しないのであれば、胃カメラの際に鎮静剤を使うことも可能だ。

私は胃カメラの際に毎回鎮静剤を使用しており、ぐっすり眠っている間に何の苦しみもなく胃カメラが終了している。

 

コツ3:いざというときはタクシーを使う

メインは電車を利用し、電車で行きづらい場所へはバスを利用するが、それでも行けない場所となると、タクシーを利用する。

タクシーは料金が高いが、頻繁に利用するのでなければ、車を所有するよりタクシーを使ったほうがはるかに節約になるだろう。

いざというときに備えて、いつでもタクシーを呼べる手段をスマホ等に準備しておくといい。

私は利用していないが、タクシーを呼ぶためのスマホアプリなんかもあるようだ。

スマホは位置情報も簡単に取得できるから、こういった配車アプリは確かに便利かもしれない。

 

コツ4:短距離なら徒歩で移動する

上記、公共交通機関以外に私は徒歩での移動を頻繁に行っている。

通勤など、毎日徒歩で移動する距離としては片道3kmぐらいが限度になるが、毎日の移動でなく、たまにどこかへ行くという場合は徒歩で10kmでも問題ないだろう。

ただし、重い荷物等を持っていないということと、時間に余裕があることが前提となる。

ちなみに私は以前ウォーキングを行っていたが、休日には1日に20~25km程度歩いていた。(この時は足の爪がはがれてしまったが。)

なので、10km程度歩くのは問題ないと考えている。

 

コツ5:買い物は宅配便を活用する

これまで述べた方法を活用しても、問題となる場面もある。

大きい物や重量のあるものを購入する必要がある時、である。

このような場合は、私はもっぱら通販を利用している。

実際に物を見てから買いたい場合でも、実店舗で物を確認した後、通販で買えばいい。

宅配業者が配達してくれるのだから、わざわざ荷物を運ぶために車を所有する必要はない。

 

食品などで重い物(米や飲料など)を買う場合は、実店舗で買いたいという場合もあるだろう。

スーパーによっては、買った物を自宅まで配達してくれるサービスをやっているところもあるので、活用するといい。(地方だけかもしれないが)

そういったサービスがないのであれば、私のようにその日必要な分量だけを買う、あるいは、1度に持てるだけの分量を買い、何回かに分けて店に行く、という形でもいい。

自宅のすぐ近くにスーパーがあれば、それも可能だ。

 

まとめ

車を所有しないコツとして、以下の5つを挙げた。

  • 車を持たない前提で住居を決める
  • 公共交通機関を活用する
  • いざというときはタクシーを使う
  • 短距離なら徒歩で移動する
  • 買い物は宅配便を活用する

端的に言えば、車を持たなくて済むように住居選びを入念に行い、後は既存のサービスをフル活用する、ということになる。

やはり、重要なのは住居の立地条件だ。

公共交通機関を使って通勤できるのであれば、住居選びさえしっかり考慮すれば、車を持たない生活は可能だろう。

ミニマリストならば引っ越しのハードルが低いため、引っ越すことによって車を持たない生活に変えるのも比較的容易だと思うが、一度検討してみてはどうだろうか。

 

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