ミニマリストによる「勿体なくて捨てられない時」の対処法2選

クローゼット 思考

所有物を処分してスッキリした空間を手に入れたいにもかかわらず、なかなか処分する踏ん切りがつかないという方も多いのではないだろうか。

そこで今回は、捨てられない時の対処法、について考えてみる。

それでは、行ってみよう。

 

スポンサーリンク

捨てられない時の2つの対処法

捨てられない時に私が実践しているのは次の2つだ。

  • 今すぐ使い始める
  • 捨てるまでは買わない

捨てられないという状況は、裏を返せば捨てたいと考えているということだ。

捨てたいのに捨てられない、これは多くの場合、捨てるのが勿体ないということだろう。

つまり、「捨てたい」という気持ちと「勿体ない」という気持ちがぶつかり合って「勿体ない」という気持ちが勝っている状態、と言える。

このため、いかに「勿体ない」という気持ちを軽減していくか、がカギになる。

「勿体ない」という気持ちを軽減することで、捨てる踏ん切りをつけるのだ。

そこで私が実践しているのが上記2つの方法になる。

では、この2つの方法について、具体的に見ていこう。

 

対処法1:今すぐ使い始める

捨てるのが勿体ないと感じるのは、まだ「使えるから」だろう。

そして、それを捨てたいと考えているということは、それほど気に入った物ではなく、これまで使用頻度が少なかった物ではないだろうか。

まだ使える物を捨てるのが勿体ないというのであれば、「まだ使える」という状態からの脱却を目指せばよい。

そこで対処法としては、「今すぐ使う」ということになる。

今すぐ使い、そして、使い切ることを目標とする。

つまり、今すぐヘビーローテーションするということである。

このとき、捨てた後のスッキリした状態をイメージし、「捨てるという目的のために使う」ということを強く意識しながら、無理にでも使うのがコツだ。

お気に入りの物なら大事に使うだろうが、これは捨てたい物である。

遠慮はいらない。

どんどん使ってやればいい。

こうして無理やりヘビーローテーションするうちに、捨てるのが勿体ないという気持ちは次第に薄れていくだろう。

逆に、使わずに放置するということをやってはいけない。

そんなことをしていては、いつまでたっても捨てる決断ができないし、まだ使えるという状態で放置していると、「もしかしたら将来使うかも」という考えに陥る恐れもあるからだ。

「将来使うかも」という考えすら湧かないくらいに使い倒すのだ。

 

対処法2:捨てるまでは買わない

2つ目の対処法は、捨てるまでは同種の物は買わないというルールを設ける、ということである。

例えば、捨てたいものがジーパンだったとしたら、それを捨てるまではズボンは一切買わないということだ。

たとえ自分の好みにピッタリな物が売っていたとしても、あるいはバーゲンで掘り出し物があったとしても、捨てるまでは買ってはいけない。

所有物(捨てたい物)を潔く捨てて新しい物を買うか、あるいは新しい物を買うのをあきらめるかのどちらかを選択することになる。

これは、「新しい物が欲しい」という気持ちを、所有物(捨てたい物)を捨てるキッカケにするということだ。

たとえ新しい物を買ったとしても、捨ててからになるので、物が増えるわけではない。

むしろ、所有物のラインナップが洗練されていくのを感じるだろう。

ポーカーや麻雀で、手札(手牌)を入れ替えて徐々に目標に近づけていくようなものだ。

 

新しい物を買う場合に心がけていること

以上2つが、所有物を捨てられないときに私が実践している方法であるが、新しく買う場合についても私が心がけていることがある。

それは新しい物を買う場合に、「捨てる時のことを考えて買う」ということだ。

つまり、捨てやすい物を選んで買うということである。

捨てやすい物、というのは具体的に次のような物だ。

  • 値段が安い物
  • いつでも入手できる物(限定品などは買わない)
  • コンパクトな物
  • 捨てるのに費用が掛からない物
  • (捨てずに)売れる物

捨てるハードルが低く、捨てて後悔した場合でも容易に買い戻せる物を積極的に選ぶようにしている。

これは将来的に「勿体なくて捨てられない」という状況を避けるだけでなく、買った直後に失敗したと感じた場合にすぐに捨てる決断をできるようにするという意味合いもある。

なお、下記の記事も今回の内容と関連性があるのでチェックしてみてほしい。

 

 

「勿体なくて捨てられない時の対処法」まとめ

勿体なくて捨てられない時の対処法を再度おさらいしておこう。

  • 捨てたい物は今すぐ使い始めて、使い倒す
  • 捨てるまでは新しい物を買わないルールにする

 

今回の内容は捨てるテクニックと言えるほどではないが、少しでも参考になれば幸いだ。

タイトルとURLをコピーしました