コロナ禍におけるミニマリストの備蓄事情2020.04

トイレットペーパー買いだめ 持ち物

「ミニマリストは災害に弱い」と言われている。

多くの物や事を外部に依存することで持たない生活を実現しているため、災害によって外部に依存できない状態になると、途端に窮するという意見である。

そして発生してしまった今回の新型コロナウイルスの流行。

今回のコロナによって、多くの販売店では商品の買い占めによる品切れが多発した。

そういう意味では、ミニマリストであろうがなかろうが、今回の災害に対応できるほどの準備が普段からできている人はほとんどいなかった、と言えるのではないだろうか。

さて、ミニマリストと言えども、災害時でさえ「持たないこと」にこだわるわけではない。

少なくとも私の場合は、自宅の備蓄の量を少し増やしている。

自分にとって必要な物を持つのがミニマリズムであり、必要な物や量が変わればフレキシブルに(柔軟に)対応していくべきだと私は考えているからだ。

今回は、新型コロナウイルスの流行によって、私の備蓄がどのように変化したのかを紹介しよう。

なお、この記事では「買った物を開封・使用して量が減っている状態」を「1パッケージ以下」と表現している。

 

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日用品

まずは食料品以外の日用品の備蓄状況について。

 

マスク

マスクの備蓄

備蓄量:1パッケージ以下(変化なし)

新型コロナウイルス流行以前、私は1年365日、毎日マスクを使用していた。

目的は主に風邪の予防である。

しかし、コロナの流行によってマスクが店頭から消え、入手は絶望的になってしまった。

私は一人暮らしな上、朝8時~夜11時頃までは仕事のため、マスクが売っている時間帯に販売店に行くことができない。

このため、自宅のマスクの在庫は減り続け、3月中旬の段階で残り6枚となった。

仕方ないので、3月中旬からマスクを使用しない状態を1ヶ月ほど続けている。

緊急事態宣言が出た現状でさえ、出社及び出張は平常通りのため、残り6枚のマスクは出張用に残しておきたいからだ。

通勤時・仕事中・買い物などの時もここ1ヶ月はマスクを一切着用していないが、品切れによって入手できないのだから、こればかりは仕方ない。

通勤に公共交通機関を使わず、徒歩通勤なのが唯一の救いだ。

もし売っている場面に出くわせば、普通に買うだろう。

 

ちのれん
ちのれん

アベノマスクはよ

 

トイレットペーパー

トイレットペーパーの備蓄

備蓄量:1パッケージ以下(変化なし)

トイレットペーパーの備蓄量は普段通りで特に変化はない。

1パッケージ分(18ロール)だけを購入・所有し、残り少なくなった段階で1パッケージを買い足すという状態だ。

しいて言えば、購入するタイミングがギリギリではなく、やや早くなったぐらいである。

トイレットペーパーに関しては一時的に品切れになっていたが、今は普通に入手できるため、特に多めに持つ必要はないだろう。

 

ちのれん
ちのれん

場所も取るのでなるべく持ちたくない!

 

ハンドソープ

ハンドソープの備蓄

備蓄量:1パッケージ以下→1パッケージ

最近ではハンドソープが品切れになることもあるようだ。

これまでは、ポンプボトル内の量が残り少なくなった段階で新たに買い足していたが、今はポンプボトルに加えて予備の1パッケージを常時持つようにしている

ちなみに、私は子供の頃から毎日欠かさず、石鹸での手洗いとうがいを行っている。

それも1日に何度も行う。(もちろん会社でも。)

習慣化しているため、やらないと逆に気持ち悪い。

手洗い動画が流行っているようだが、「今まで手洗いしてなかったの?」というのが私の正直な感想である。

 

食器用洗剤

食器用洗剤の備蓄

備蓄量:1パッケージ以下(変化なし)

食器用洗剤がコロナウイルスに効果があるのではないかという報道が出た。

ちょうど使っていた洗剤が切れそうになっていたので、報道によって品切れになってはかなわないと慌てて買ったが、備蓄量的には特に変化はない。

使っているボトル内の量が残り少なくなったら1パッケージを買うという状態だ。

皿洗いの量もそれほど多くないし、1パッケージあれば1年以上は持つはずだから、特に多めに備蓄する必要はないだろう。

 

食料品

続いては食料品の備蓄。

私の食事事情については下記の記事を参照してもらいたい。

 

 

米(玄米)

玄米の備蓄

備蓄量:1パッケージ以下→2パッケージ

主食の玄米。

これまでは他の物同様、1パッケージだけを買い、それが残り少なくなった段階で1パッケージを買い足すという状態だった。

コロナ流行後は、開封した1パッケージに加えて、新品を2パッケージ持つようにしている。

ちなみに1パッケージ2kgの物を買っているので、4kg以上が常時自宅にある状態だ。

購入店舗での在庫が頻繁になくなるので、欲しいタイミングで入手できなくなる状態を避けるためにこのように備蓄量を増やしている。

ただ、重いし場所も取るので、これ以上備蓄量を増やす必要はないとの考えだ。

 

高野豆腐

高野豆腐の備蓄

備蓄量:1パッケージ以下→3パッケージ

最近はヴィーガン生活を目指し始めており、スーパーの総菜をほとんど買わなくなったので、高野豆腐は食事の際の私のメインのおかずになっている。

このため、写真のハーフサイズの高野豆腐を1日3切ずつ消費している状態だ。

コロナの影響に加えて、消費量が増えたこともあり、高野豆腐の備蓄量を増やすことにした。

これまでは他の物同様、1パッケージが残り少なくなった段階で買い足していたが、今は開封済みの物に加えて新品で3パッケージ備蓄している。

 

カットわかめ

カットわかめの備蓄

備蓄量:1パッケージ以下→3パッケージ

高野豆腐同様、メインのおかずであるカットわかめ。

カットわかめの備蓄量も1パッケージ以下から、開封済み1パッケージ+新品3パッケージに変更している。

※写真では新品4パッケージだが、1パッケージはまもなく開封予定。

ここまでの備蓄量は正直必要ない気もするが、一応メインのおかずの1つであるため、多めに備蓄している。

 

すりごま

すりごまの備蓄量

備蓄量:1パッケージ以下→1パッケージ

すりごまは玄米と合わせて食べているため、これも備蓄を増やすことにした。

今は開封済み1パッケージ+新品1パッケージを持つようにしている。

すりごまの消費量はそんなに多くなく、また店頭から消えることはないと考えているので、予備の1パッケージがあれば十分だろう。

 

ちのれん
ちのれん

最悪、なくても問題ない

 

だし昆布

だし昆布の備蓄量

備蓄量:1パッケージ以下→2パッケージ

すまし汁の出汁に使っているだし昆布。

店頭から消えることはなさそうだが、念のため備蓄するようにした。

開封済み1パッケージに加えて、新品2パッケージを備蓄している。

残業時は購入店舗の営業時間に間に合わず、頻繁に店舗に行くことはないため、多めに備蓄している次第だ。

 

干し椎茸

干し椎茸の備蓄量

備蓄量:1パッケージ以下(変化なし)

同じくすまし汁の出汁に使っている干し椎茸。

これは備蓄量に変化なし。

写真では開封済み1パッケージ+新品1パッケージになっているが、開封済みの中身が残り少なくなったために買い足しただけである。

備蓄量を増やさないのは、

  • 店頭から消えそうにない
  • 24時間営業店で買っているのでいつでも買いに行ける
  • パッケージサイズが大きくて自宅に置くには邪魔になる

の3つが主な理由である。

 

コロナ禍におけるミニマリストの備蓄事情まとめ

以上がコロナ流行後の私の備蓄事情の変化である。

ミニマリストと言っても災害への備えや対応をしないわけではないし、災害時に必要な物でさえ「持たないこと」にこだわるわけではない。

必要な物は率先して所有し、状況に応じて所有する物や量をフレキシブルにコントロールすることが重要だというのが私の考えだ。

今回の記事が備蓄の参考になれば、私としてもうれしい。

 

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