ミニマリストの部屋は物が極端に少ないため、娯楽品を置いていない人も多い。
そのため「ミニマリストって生きてて楽しくなさそう」と考える人もいるようだ。
そこで、ミニマリストの趣味についてもこのブログで取り上げることにしている。
この音楽編では、Youtubeで無料で聴ける音楽を紹介しようと思う。
過去2回は日本ではあまり知られていないアーティストや曲について紹介したが、今回は超有名人である。
今回紹介するのは「山岸竜之介」のミュージックビデオだ。
圧倒的ライブパフォーマンスに度肝を抜かれる
先日、私はYoutubeでCharの動画を物色していた。
その時、おすすめとして表示された下記動画がふと気になった。
ん?山岸竜之介?あのギター少年の竜之介?

メッチャ身長でかくなってるし、金髪やん!
興味本位で動画を再生してみた。
流れたのはCharのライブ映像だ。
Charによる紹介の直後、ステージに現れると同時にギターを弾き始める竜之介。
出だしのファンキーなギターカッティングがめちゃくちゃカッコいい!
テレビに出演していた少年の頃は、オールドロックなフレーズを弾いていた印象があったが、こんなファンキーなカッティングもこなせるとは!
カッティングに続いて、ロックフィーリング溢れる緩急強弱つけまくったギターのメロディーを弾きまくる竜之介。
まさに「ギターを100%弾きこなしている」といった感が最高だ。

カッコ良すぎ!こんなに上手かったっけ?
後半からはCharとのスリリングなアドリブの掛け合いが始まりテンションMAX!
いやーこれはすごいライブだわ。
調べたところ、これは2015年のライブのようだから、当時竜之介は16歳。
16歳でこんなに貫禄あるプレイをできるギタリストはそうそういないだろう。
そして、そのギターサウンドも極上。
出だしのカッティングのジャギジャギしたサウンドはもちろん、ピッキングの強弱やボリュームで歪み量をコントロールする「味のある」メロディーサウンドも最高だ。
ストラトのポテンシャルを完全に引き出していると言っていい。(リアピックアップはツインブレードのハムバッカーが搭載されているみたいだが)

うおおお!62年タイプのストラト欲しくなってきたあああ

まーた始まった・・・
万年初心者なのに形から入るんだから。
このライブの様子は下記のDVDまたはBDで見ることができる。
竜之介以外にもゲストミュージシャンが参加しているようなので、気になる人はチェックしてみよう。
シンガーソングライターとしてもすごかった
今の竜之介に興味がわいた私は、Youtubeの公式チャンネルにアップされているミュージックビデオを見てみた。
これがまた最高だったのでぜひ紹介したい。
山岸竜之介「雑草」
オリジナル曲はこれまでのロックギター少年のイメージを一新したような、メッセージ性のある今風のポップソングになっている。
この「雑草」は、人生における挫折や悩みについて歌っており、それでも前を向いて進んでいくという内容の曲だ。
そのメッセージに共感できる人も多数いるだろう。
曲も歌詞も、自身が歌う「歌」も、ホントに素晴らしい。
さらに私はMV内での竜之介の表現力にも感銘を受けた。
最初のサビの部分で両腕を振り下ろすシーンがあるが、このシーンは私の心に訴えかけるものがあった。

このMV見て涙ぐんでしまったわ

涙もろいオッサンやからな
僕と同じように悩み、自分と戦う人に届きますように
(MV冒頭より)
山岸竜之介「日常」
この曲はポップロック風の恋愛ソングになっている。
同棲している恋人の「日常」を歌った曲だ。
2人は共通点があまりなくてすれ違いも多いんだけど、それでもやっぱり君じゃないとダメなんだよ、そんな内容の曲となっている。
ポップロックながら歌詞とメロディーにどことなく切なさも感じる。
この曲も共感できる人は多いのではないだろうか。
恋愛中の人は、恋人に対して今以上に感謝の気持ちを持つことになるだろう。

知らない間にこんな曲が書ける年齢になってたんやな

よく聴いてみたらベースがヘヴィでカッコいいぞ
これらの曲が入ったCDはAmazonでしか買えないようだ。
曲作りの様子
Youtubeには曲作りの様子もアップされている。
曲作りは自宅でギターとPCを使って行われているようだ。

全部自分でやってるのか・・・
少年時代の竜之介を振り返る
もしかしたら少年時代の竜之介を知らない人もいるかもしれないので、ここではその頃を振り返ってみる。
きっかけは正月番組「あんたの夢をかなえたろか」
TBSの正月番組で「さんま・玉緒のお年玉 あんたの夢をかなえたろかスペシャル」というTV番組がある。
番組スタッフが日本中の人々に「自分の夢」についてインタビューし、その中から選ばれた人の「夢」をかなえてあげるという番組だ。
2005年放送時に当時5歳の竜之介少年がいた。
竜之介少年はギターが大好きで、夢はギタリストのCharに会うこと。(私の記憶ではファイヤーバードというギターの白色が欲しいとも言っていたような気がする。)
竜之介少年の「夢」は番組によってかなえられ、Charと対面することになる。
そして5歳の竜之介少年はCharとギターセッションを行った。
Charの弾くバッキングに、スライドギターでブルース風のメロディーを合わせる竜之介。
竜之介「生まれつき!」
Char「俺と同じだな。言ってることが(笑)」
こんなやりとりが微笑ましかった。
「からくりTV」の1コーナーに
その後、竜之介少年は一躍人気になり、「さんまのSUPERからくりTV」に1コーナーが設けられ、同年代の少年とバンドを組む様子などが放送された。
当時の竜之介少年はヤンチャなロック少年といった印象だったかな。

○○○でエアギターをして、さんまが爆笑してたな

それは黒歴史になってるかもしれないから言うな
また、ライバルバンドとの対決などもあった。
この頃の様子は動画を探せば見つかるだろう。(公式なものはなさそうなのでリンクは貼らない。)
その後、ショッピングモールなどでのライブ情報がアナウンスされたりもしたが、私はテレビを手放したということもあり、そこから先は知らなかった。
いつしかこんなにも素晴らしいミュージシャンに成長していたのだった。

まさかこんな年齢になっていたとは・・・

歳を取ると時間が経つのが早くて嫌になるね
あえて例えるならジョン・メイヤーのような方向性!?
ミュージシャンをミュージシャンに例えるのは、場合によっては失礼にあたるかもしれない。
しかしあえて例えるなら、竜之介はジョンメイヤーに似た方向性に感じる。
ジョン・メイヤーと言えば、「現代の3大ギタリスト」にも選ばれたギタリストだ。
ジョン・メイヤーはファンキーなカッティングやブルースギターに定評があり、若くしてブルースの大御所のBBキングやエリック・クラプトンともセッションをしている。
また、シンガーソングライターとしても成功しているミュージシャンと言えるだろう。
ジョン・メイヤーと竜之介は、これらの得意とする分野が比較的近いと私は感じている。
通常、上手いギタリストというと、イングヴェイ・マルムスティーンやスティーヴ・ヴァイに代表されるメタル系テクニカルギタリストに傾倒しがちだ。
もちろん、それが悪いとは言わない。(私はそういうジャンルも大好きである。)
しかし、ファンクカッティングやブルースフレーズを基盤とし、歪ませ過ぎないクランチなギターサウンドで勝負する若手ギタリストは珍しく、本当に上手いと感じる。
ジョン・メイヤーが3大ギタリストに選ばれていることを考慮すれば、竜之介が世界的に成功する日もそう遠くないかもしれない。

今はネットで世界中に発信できるから、きっかけはいくらでもあるね
今後の竜之介に要注目!
竜之介はここまでのキャリアがありながらまだ20歳と若い。(記事執筆時点において)
なにせ、個人としてはまだ自主制作シングルとミニアルバムしか出していないのだ。
そういう意味ではまさにこれからのミュージシャンであり、今後の活躍に期待大である。

今なら古参ファンを名乗れるぞ!
かつて竜之介少年は「Charに会うのが夢」だと語った。
近い将来、「山岸竜之介に会うのが夢」だと語る子供が出てくるのも、もはや時間の問題だろう。
そんな風に私は考えている。
結び
今回は今現在の山岸竜之介について紹介した。
今後もYoutubeで聴ける音楽を紹介していこうと考えているが、私は様々なジャンルの曲が好きなため、次回は全く違うジャンルの曲を紹介するかもしれない。
気に入ってもらえれば、私としてもうれしい。