ミニマリスト御用達マットレスではなく寝袋を選んだ5つの理由

マットレス 持ち物

同じミニマリストと言えども、使用する寝具については人によって様々だ。

ミニマリストが使用する寝具で、よく見かける物を挙げてみる。

  • マットレス
  • 寝袋
  • ベッド
  • 和布団
  • 床に直に寝る

この中で最も人気なのはマットレスだろう。

ミニマリスト先駆者の肘さんの影響もあり、中でもアイリスオーヤマのエアリーマットレスという製品が特に人気である。

 

私もベッドを手放すことを考えた際に、寝具をマットレスにするか寝袋にするか検討していた。

結果として寝袋を選んだわけであるが、今回は私がマットレスを選ばなかった理由について書いてみたいと思う。

 

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マットレスを選ばなかった5つの理由

私がマットレスを選ばなかった理由は次の5つだ。

  • 捨てづらい
  • 収納できない
  • ヘタる
  • 掛け布団が必要
  • 通気性が良すぎて寒い

では、詳細を見ていこう。

 

理由1:捨てづらい

下記の記事にも書いたが、私は物を買う際に捨てるときのことを考えて買うようにしている。

 

 

買おうとしている物が捨てやすいというのは、私にとって重要である。

寝具を選ぶ際も同様だ。

そういう視点で見ると、マットレスは寝袋に比べると捨てづらい。

例え3つ折りマットレスであっても、サイズが大きいからだ。

住居や自治体のゴミ捨てルールにもよるが、私の住居ではマットレスだとサイズが大きすぎて自宅アパートのゴミ収集に出すことができない。

また、アパートの管理業者が独自に業者と契約してゴミ収集を行っているため、自治体のゴミ収集を利用することもできないし、車を持っていない私にとっては、自分でゴミ処理場に持ち込むこともできない。

結局、マットレスを捨てようと思ったら、有料の粗大ごみ回収業者を利用せざるを得ないだろう。

選ぶ製品によっては、マットレスの中の素材を切り刻めば、コンパクトになってゴミに出せるという意見もあった。

しかし、中の素材を切り刻むという作業を考えると、やはり時間と手間がかかるため、捨てづらいというのは変わらない。

それに対し、寝袋であれば畳んで収納袋に入れることができるため、住居のゴミ収集に出すことも可能だ。

「マットレスはいらなくなった時に捨てづらい」これがマットレスを選ばなかった1つ目の理由だ。

 

理由2:収納できない

マットレスはサイズが大きいため、私の住居では収納スペースに入れることができない。

収納できないということは、常に部屋の片隅に置かざるを得なくなる。

部屋の片隅にマットレスがあれば、部屋掃除の際にそれを移動させる手間が発生する。

折りたたんだマットレスをソファー代わりに使っているミニマリストも多いが、床置きにすれば結構な面積を常に占有するし、立てて置けば圧迫感の原因にもなりやすい。

寝袋なら収納スペースに片付けることができるため、部屋掃除の時も邪魔にならないし、寝るとき以外は全く視界に入らない状態にすることが可能だ。

「マットレスは常に部屋に置かざるを得ず邪魔になる」これがマットレスを選ばなかった2つ目の理由となる。

 

理由3:ヘタる

私はすのこタイプの折り畳みベッドを使っていた時、パームマットレスを使用していた。

パームマットレスはマットレスとしてはかなり硬い部類に入る。

人によっては畳のように感じるという意見もあるくらいだ。

この硬さのため、私もパームマットレスの上に直接寝ることはせず、マットレスの上に敷布団を敷いて寝ていた。

しかし、この硬いパームマットレス+敷布団の組み合わせでさえ、長年使用しているとマットレスのお尻に当たる部分がヘタってくぼんでしまった。

エアリーマットレスを検討していた際、製品レビューを見ると、全然ヘタらないという人もいれば、使い始めてすぐヘタってしまったという人もいた。

マットレスを使う場合は、常にこのヘタリ具合を気にしながら使う羽目になってしまうだろう。

ソファーとして使う場合は、体重が1点にかかってしまうからなおさらだ。

ヘタってしまったマットレスは捨てざるを得ない。

しかし、そこで1番目の理由である「捨てづらい」ことと、エアリーマットレスの場合は「値段が高いこと」がネックとなる。

「マットレスはヘタるのを気にしながら使う羽目になる」これがマットレスを選ばなかった3番目の理由だ。

なお、ヘタるのは寝袋でも同様だが、私は寝袋を使用する際は、安価でコンパクトなアウトドア用マットを併用することで、上記の問題を解決できている。

 

理由4:掛け布団が必要

私は電気代節約のため、真冬でもエアコンなどの暖房器具は一切使用していない。

このためマットレスを寝具として使用するなら、冬には掛け布団が必要だ。

私は寒がりなため、ベッドを使っていた時には毛布+羽毛布団を掛けて寝ていた。

マットレスとこれらの併用を考えると、寝具としてかなり嵩張ってしまう。

掛け布団が収納スペースに収納できるのであればまだマシだが、そうでなければマットレスだけでなく掛け布団も部屋に置く羽目になる。

マットレスと掛け布団が常時部屋に置いてあれば、邪魔なうえに見映えも悪いだろう。

それならむしろ、ベッドの方がマシということになりかねない。

一方、寝袋なら掛けと敷きが一体化していてコンパクトだ。

コンパクトでありながら、十分な暖かさを確保できる理由は、掛けと敷きが端で閉じており、中に冷気が入りにくいからである。

布団と違って掛け布団がズレることもない。

コンパクトさと暖かさだけを考えた場合、マットレスよりも寝袋の方が機能面で上だろう。

「掛け布団が必要になってトータルでみると嵩張る」これがマットレスを選ばなかった4番目の理由である。

 

理由5:通気性が良すぎて寒い

私が検討していたエアリーマットレスは通気性がいい製品である。

通気性が悪いと中がカビてしまったり、床が結露する原因になってしまうから、通気性がいいというのはメリットである。

しかし、製品レビューを見ていると、通気性が良すぎて逆に冬は寒いという意見もあった。

私はマットレスと寝袋のどちらにするかを検討していた時、試しに手持ちのパームマットレスを床に敷いてその上で寝てみたことがある。

しかし、背中部分が冷たすぎて体が冷え、夜全く眠れなかった。

マットレスにベッドパッドを取り付けてみたが、それでも大きく改善することはなかった。

パームマットレスとエアリーマットレスの違いはあるかもしれないが、寒がりな私にとって、寝るときに寒いというのは致命的だ。

寝不足になったり、風邪をひいてしまったりするだろう。

冬に寝るときは暖かい布団に包まっていたいものである。

そうなると、やはりマットレスより寝袋の方が私に合っていると結論付けざるを得ない。

「通気性が良すぎて冬寒い」これがマットレスを選ばなかった5番目の理由となる。

 

まとめ

私がマットレスを選ばなかった理由を再度おさらいしよう。

  • 捨てづらい
  • 収納できない
  • ヘタる
  • 掛け布団が必要
  • 通気性が良すぎて寒い

これらの理由により、私はマットレスではなく寝袋を選んだ。

もちろん、寝袋にも欠点はあるが、工夫することで問題ないレベルになっている。

私が選んだ寝袋と使用方法については以下の記事を参照してほしい。

 

 

今回の記事が寝具を選ぶ際の参考になれば、幸いだ。

 

 

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