ミニマリストが自転車すら手放した4つの理由

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自転車に乗る男性 生活

私は車を所有しない生活を15年以上続けており、下記の記事で車を持たない理由とコツを紹介した。

 

 

 

これら記事では、車の代わりに自転車を使うといった内容はあえて書かなかった。

なぜなら、私は自転車すら持たないことにしているからだ。

今回の記事では自転車を手放した理由について説明しようと思う。

普段、何気なく自転車を使っている人も、一度読んでみてほしい。

 

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自転車を所有しない4つの理由

私が自転車を所有しない理由は、

  • 事故を起こすリスクがある
  • 車道を走るのは危ない
  • 雨の日は使えない
  • メンテナンスが面倒

の4つである。

以下、詳細を見ていこう。

 

理由1:自転車で事故を起こすリスクがある

昨今、自転車と歩行者の衝突事故が後を絶たない。

自転車が歩行中の高齢者をはね、死亡事故につながるケースも多々発生している。

高齢化社会が進む中、今後こういった事故はますます増えていくだろう。

このような事故を起こしてしまった場合、被害者の人生が台無しになるのはもちろん、加害者側も莫大な負担を抱える羽目になる。

こういったリスクを避けるためには、自転車事故用の保険に入る必要がある。

つまり、ちょっとした便利さと引き換えに、保険料金を延々と支払い続けるか、あるいは、事故のリスクを抱えながら無保険で自転車に乗るかのどちらかを選ぶことになる。

他の保険で自転車事故までカバーしているならともかく、わざわざ自転車運転のためだけに保険に入る人はあまりいないのではないだろうか。

私は保険料金を支払い続けることはしたくないし、事故のリスクを抱えながら運転することも、事故を起こして一生を台無しにすることもしたくはない。

結局のところ、自転車を所有しないのが一番という結論になる。

ちょっとした距離なら、歩けばいいのだ。

事故を起こすリスクを抱えたくない、これが自転車を所有しない1番目の理由となる。

 

理由2:自転車で車道を走るのは危ない

自転車は本来、歩道ではなく、車道を走る必要がある。(ただし、自転車通行可能な歩道もある)

自転車と歩行者の衝突事故が増えるにつれ、上記の交通ルールが厳格に取り締まられるようになっていった。

しかし自転車で車道を走るのは極めて危険だと私は考えている。

車と自転車が余裕をもって並走できるほどの幅がない道路が多いため、自転車で車道を走ると、自転車の横ギリギリを車が通りすぎていく。

車の運転手は、歩行者や自転車を見ても単なる障害物という感覚の人が多く、歩行者や自転車が動くものという意識をしていないことが多い。

このため、車は自転車の横ギリギリの場所を通って抜き去っていくのだが、逆にいえば、自転車で車道を走行していて、少しでも車側に動いてしまったら、轢かれるリスクがあるということだ。

自転車で車に轢かれたら、正直、命に係わるだろう。

中学生でない限り、自転車に乗る際にヘルメットをかぶらない人も多いはずだ。

大けがをするリスクを冒してまで、自転車に乗る必要はあるだろうか。

私は自転車で車道を走るくらいなら、歩道を歩くことを選ぶ。

これが自転車を所有しない第2の理由である。

 

理由3:雨の日は自転車を使えない

電車通勤をしていた頃は、自宅から駅まで徒歩12分の距離を自転車で移動していた。

しかし、雨の日は当然自転車は使えない。

その日が雨かどうかは、朝になってみないと分からないため、自転車が使えないことを想定して、徒歩でも間に合う時刻に毎朝起きることになる。

つまり、自転車を使う日も、雨のため徒歩で移動せざるを得ない日も、結局、朝起きる時刻は同じになってしまうということだ。

自転車の移動がいくら速くても、寝る時間が増えるわけではない。

結局、徒歩でも間に合う時刻に毎日起きるんだから自転車を所有しなくても問題ない、と考えたのが、3つ目の理由だ。

 

理由4:自転車のメンテナンスが面倒

私が自転車を所有していた頃は、マンションの3階に住んでいた。

朝、3階から降りて自転車に乗る際に、自転車のタイヤの空気が抜けてしまっていることが多かった。

この時は、

  • 3階の自宅に戻り「空気入れ」を持ってくる
  • 1階で自転車の空気を入れる
  • 3階に戻り「空気入れ」を自宅に戻す
  • 1階に降りてようやく出発

という形になるのだが、正直、超めんどくさかった。

また、2万円以下の安物の自転車を買ったためかサビがひどく、風雨による泥汚れもあったため、休みの日には雑巾で自転車を拭くなど、メンテナンスの必要もあった。

物を所有すると、メンテナンスに時間と手間がかかってしまう。

持たなければ、これらは一切考慮する必要はない。

これらが面倒すぎたため、自転車に乗らなくなったというのが第4の理由だ。

一番最後に書いたが、私にとってはこの4番目の理由が一番大きいかもしれない。

 

まとめ

私が自転車を所有しない理由を再度羅列する。

  • 事故を起こすリスクがある
  • 車道を走るのは危ない
  • 雨の日は使えない
  • メンテナンスが面倒

上記4つの理由は、車を所有しない理由と似ているが、所有しても費用が発生しない自転車でさえ、所有するのが負担になるというのが私の考えだ。

さらにこの4つに加えて、「自転車は捨てづらい」ということも理由の一つに挙げておこう。

幸い私の場合は、マンションの自転車置き場にずっと置きっぱなしにしていたら、いつの間にか処分されていた。

処分可否の確認のためにすべての自転車に貼り紙がされていたことがあったのだが、私はむしろ処分してほしかったので、あえてその貼り紙をはがさなかったためだろう。

自治体にもよるかもしれないが、自分で処分するとなると、結構大変なのではないだろうか。

以上が、私が自転車を所有しない理由である。

ほんの少しの便利さのために、多大なリスクを背負ったり、手間をかけるくらいなら、所有しない方がいい。

そんな風に私は考えている。

 

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