ミニマリストが考える「物を持つか持たないか」の判断基準

時間とお金を天秤にかける 思考

ミニマリズムやシンプルライフというと、如何に物を持たないか、という風に所有物の数に着目しがちである。

しかし、物を持たないことが必ずしも正解だとは限らない。

今回は、物を持つか持たないかの判断基準について、私なりの考えを紹介しよう。

なお、この記事は過去にYoutubeに投稿した動画を元に加筆修正している。
(現在動画は削除済み)

 

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判断するための3つのパラメータ

私は、物を持つか持たないかを判断するときに次の3つのパラメータを考慮することにしている。

  1. 空間:その物が占有する物理的スペース
  2. 時間:自分の時間がどれだけ取られるか、どれだけの手間がかかるか
  3. コスト:出費がどれだけかかるか

物を持つ場合と持たない場合で、この3つのパラメータが総合的に小さくなるのはどちらか、あるいは、自分にとってより良いバランスになるのはどちらかを考慮して、持つか持たないの判断をしている。

もちろん、この判断は人によって異なるのは言うまでもない。

 

3つのパラメータの具体例

例として、洗濯機を持つ場合と持たない場合について3つのパラメータを考えてみる。

洗濯する方法として次の3つの選択肢が考えられるだろう。

  1. 洗濯機
  2. 手洗い
  3. コインランドリー

洗濯機を持つ場合と、洗濯機を持たずに手洗いする場合、洗濯機を持たずにコインランドリーで洗濯する場合の3種類を想定してみた。

では次にこの3種類のシチュエーションについて、3つのパラメータを考えてみよう。

今回は大・中・小の3段階で表現するが、数字で10点満点で表現、等でも構わない。

 

洗濯機で洗濯する場合

  • 空間:
  • 時間:
  • コスト:

洗濯機で洗濯する場合、自宅に洗濯機を置く必要があるので占有する空間は大とした。

また洗濯の際はセットして放置するだけであり、自分の時間をほとんど取られないので時間は小だ。

コストは洗濯機の初期投資と、僅かながら電気代がかかるので中としている。

 

手洗いで洗濯する場合

  • 空間:
  • 時間:
  • コスト:

手洗いで選択する場合、必要な道具はせいぜい桶ぐらいだろうから、空間は中とした。

また洗濯機に比べて、はるかに手間がかかるため、時間は大だろう。

コストに関してはほとんどかからないだろうから小である。

 

コインランドリーで洗濯する場合

  • 空間:
  • 時間:
  • コスト:

コインランドリーの場合は洗濯機を自宅に置かない上、他に必要な物もないから空間は小だ。

また、時間はコインランドリーまでの移動の手間があるので中とした。

コストは洗濯の都度料金がかかるので、大である。

 

持つか持たないかを判断する

上記具体例では、私の判断ではどれも一長一短という結果になった。

この結果からどれを選択するかは、人それぞれだ。

自分の時間を最優先するなら洗濯機を持つのがいいだろうし、とにかく物は持ちたくないというのであれば、手間とコストのどちらを許容できるかで、手洗いかコインランドリーを決めることになるだろう。

また、そもそもの点数付けからして、人によって異なるということもある。

手洗いの場合でも、洗面台で洗うから空間は小だという人もいれば、シャワーを浴びるついでにその日の服を手洗いするから手間もかからないという人もいるだろう。

また、コインランドリーの場合でも、洗濯機置き場がない物件を借りれば家賃を安くすることができるから、トータルで見ればコインランドリーを利用したほうが安い、と判断する人もいるだろう。

どう判断し、どう決めるかは人それぞれなのだ。

一つ言えることは、ミニマリストだからといって持ち物を最小限にすることのみを追求するわけではない、ということである。

空間だけでなく、時間やコストの無駄を省くこともまた、ミニマリズムだと私は考えるからだ。

したがって

ミニマリストなのに○○を持ってるのかよ

という指摘は成り立たないことが分かるだろう。

 

まとめ

今回の内容をまとめると、

空間時間コストトータルバランスが最適となるように、物を持つか持たないかを判断する

ということになる。

 

これまで述べたように、物を持たないことが必ずしもミニマリストとしてのベストな選択肢とは限らない。

ミニマリストというと、「持たない競争」のようなイメージが付きまといがちであるが、自分の目的のために何を重要視するのか、そして、そのためのベストな選択肢は何か、を常に念頭に置きながら、持つか持たないかの判断をしていきたいと私は考えている。

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