洗濯機を所有することを考えた場合、所有物の中では大物の部類となる。
このため、ミニマリストによって洗濯方法は様々である。
洗濯機、コインランドリー、手洗い・・・
洗濯機を所有する場合でも、手間の削減のために乾燥機付きの物を選ぶ人、あるいは、できるだけ大物を所有しないために脱水機だけを所有する人、等。
私は下記の記事のように、サラダスピナーで脱水する検討を行ったことがあるが、結局洗濯機を持つことにしている。
今回は私の洗濯事情について、紹介しよう。
洗濯機で普通に洗濯する以上、特筆するような内容はないと思うが、少しでも参考になる箇所があれば幸いである。
ミニマリストの洗濯事情
私の洗濯の特徴は以下の通りだ。
- 洗濯機に乾燥機能は不要
- 洗剤は柔軟剤配合+抗菌
- 週3で朝一に洗濯
- 洗濯かごは使わない
- 洗濯前にズボンにコロコロ
- 場合によっては倍速モードで
- ズボンは普通のハンガーで干す
- 手ぬぐいで乾かす手間を削減
- 浴室乾燥と部屋干しを併用
では、順にみていこう。
洗濯機に乾燥機能は不要
洗濯機はごく一般的な全自動の洗濯機だ。
洗濯と脱水をこの洗濯機で行っている。
2003年製であり、値段は覚えていないがおそらく2~3万円程度だったと思う。
ミニマリストには乾燥機付きの洗濯機が人気であるが、コスト(本体価格・電気代)と手間のバランスを考慮して、標準の洗濯機を使うことにしている。

実家には乾燥機付きの洗濯機をプレゼントしたいと思ってるけどね
洗剤は柔軟剤配合+抗菌
洗剤はトップバリュの「香るスーパークリーン」の液体タイプを使用している。
洗剤に柔軟成分が配合されており、かつ抗菌効果もあるため、1本で全部入りと言えるだろう。
抗菌効果のためか、部屋干しのにおいも特に気にならない。
なお、粉末タイプは水に溶けにくい場合があるので、一人暮らしを開始した当初から液体タイプを使用している。
トップバリュのため、値段がリーズナブルなのも使用する理由としてはもちろん大きい。
週3で朝一に洗濯
洗濯は週に3回行っている。
毎日は面倒なので、2日に1回のペースだ。
洗濯をする時間帯としては朝一、つまり起床直後である。
朝に洗濯して洗濯物を浴室に干した後、夜シャワーを浴びる前に、浴室からリビングの物干し竿に移動している。
シャワーを使う夜までの間に浴室に洗濯物を干すために、朝一に洗濯をするわけだ。
詳細については後述する。
洗濯かごは使わない
洗濯物は普段、洗濯ネットに入れた後、直接洗濯機の中に入れている。
洗濯かごを置くスペースが洗濯機のフタの上ぐらいしかないし、目につく所に置きたくないので、洗濯物は洗濯機の中に入れておくのが最適だと考えたからだ。
写真では撮影のためにフタを開けているが、普段は洗濯する日までフタを閉めて洗濯物を中に保管している。
洗濯ネットは大きいものは使わず、小さいネットに小分けに洗濯物を入れている。
洗濯中に洗濯物が片寄らないようにするためだ。
冬は洗濯前にズボンにコロコロをかける
冬にズボンを洗濯する場合、洗濯前に裏返してコロコロをかけるようにしている。
なぜなら冬は超極暖ヒートテックをズボンの中に履くので、ヒートテックの毛玉がズボンの内側についてしまっているからだ。
そのまま洗濯した場合、洗濯後に毛玉が散乱して大変なことになる。
だから洗濯前にコロコロで毛玉を取っておくわけだ。
なお、ズボンは裏返したまま洗濯を行っている。
時短したいなら倍速モードがおすすめ
私は週に3回の洗濯であり、1回の洗濯物の量が少なくはないので、洗濯機の標準モードで洗濯している。
しかし、毎日少量の洗濯をするのであれば、倍速モードで洗濯するのがおすすめだ。
私の洗濯機の場合、洗濯~脱水のトータル時間は標準モードで45分程度だが、倍速モードなら17分ぐらいで完了する。
倍速モードで毎日洗濯した場合、標準モードで数日おきに洗濯するのに比べて、水道代や電気代、洗剤の消費量が大きくなるのがネックだ。
しかし、短時間で1回の洗濯が終わるのは思いのほか快適であり、ちょっとした空き時間に洗濯できるため、これらのコストが許容できるのであれば、倍速モードを活用するといいだろう。
ズボンを干す時のテクニック
ズボンの干し方だが、ズボン用のハンガーは使わずにノーマルなハンガーを使う。
干し方の手順としては以下の通りだ。
- ズボンを裏返しにする
- 左右の前ポケットにハンガーを差し込む
- ウェストのボタンを留める
こうすることによって、ズボン用のハンガーを使うことなく、早く乾かすことができる。
裾からウェストまで空気の通り道を確保できるため、乾きが早いというわけだ。

ハンガーを無理に差し込んでポケットを破かないように気を付けろ!
手ぬぐいで乾かす手間を削減
さらに私はタオル・バスタオルの代わりに手ぬぐいを使うことで、乾かす手間を削減している。
手ぬぐいならば下の写真のように隙間をあまり空ける必要もなく、かつ途中で裏返さなくても、1日あれば乾かすことが可能だ。

乾くの早いし場所取らないし、手ぬぐい最高!

タオルのフワフワ感が全くないのが、好みの分かれるところだけどな
浴室乾燥と部屋干しを併用
朝:洗濯後
私の自宅では、浴室に浴室乾燥と物干し竿が標準で備え付けられているため、洗濯物は浴室に干している。
物件のルールで換気扇は24時間稼働させる必要があるため、換気扇回しっぱなしの浴室に、そのまま洗濯物を干すだけだ。
ちなみに入居以来、ベランダに洗濯物を干したことはなく、そもそもベランダに物干し竿すら設置していない。
ベランダに出入りすること自体面倒だからだ。
洗濯後の洗濯機は、夜までフタを開けたままにして洗濯ネットと洗濯機内を乾かしている。
夜:入浴前
朝に浴室に干した洗濯物は、夜にシャワーを浴びる前にリビングの物干しざおに移動している。
この際、手ぬぐいはすでに乾いているので、移動することなくそのままタオル掛けに掛けて使う。
洗濯機に干した洗濯ネットも、夜には洗濯機の中に収納してフタを閉じるようにしている。
翌朝
そして翌朝に、Tシャツとシャツ以外の服をたたんでクローゼットの段ボールに収納する。
Tシャツとシャツのみ物干し竿に掛けっぱなしにして、洗濯は完了だ。
まとめ
私の洗濯の特徴を再度おさらいすると、
- 洗濯機に乾燥機能は不要
- 洗剤は柔軟剤配合+抗菌
- 週3で朝一に洗濯
- 洗濯かごは使わない
- 洗濯前にズボンにコロコロ
- 場合によっては倍速モードで
- ズボンは普通のハンガーで干す
- 手ぬぐいで乾かす手間を削減
- 浴室乾燥と部屋干しを併用
私としてはこの洗濯方法が、空間・時間・コストのバランスを取ったやり方になっていると考えている。
詳細は下記の記事を参照してほしい。
私の洗濯事情が、少しでも参考になったなら幸いである。