Android11でDSC Auto Renameを使う方法【写真ファイル名自動変換】

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Androidスマホでは、カメラアプリで撮影した写真のファイル名が「DSC_通し番号.JPG」となる機種が多い。

この場合、写真のファイルをPCなどに移してスマホ内の写真を空にすると、その後に撮影した写真のファイル名が再度「DSC_001.JPG」から始まってしまい、PCに移した写真とファイル名がダブって不便だ。

写真撮影時に「DSC_通し番号.JPG」というファイル名を自動で「撮影日時付きファイル名」に変換してくれる「DSC Auto Rename」というアプリがあるのだが、残念ながらAndroid11には非対応となっている。

しかしよく調べてみたところ、アプリ内の設定次第ではAndroid11でも問題なく「DSC Auto Rename」を使えることが分かった。

今回はその方法について紹介しよう。

 

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Android11でDSC Auto Renameを使う手順

Android11でDSC Auto Renameを使う手順は以下の通りだ。

  1. DSC Auto Renameをアンインストールし、再度インストール
  2. アプリ権限を許可する(2つ)
  3. 言語を日本語にする(任意)
  4. 「自動リネームサービスのトリガー」を2番目にする

詳細について説明しよう。

 

DSC Auto Renameをアンインストールし、再度インストール

すでに「DSC Auto Rename」をAndroid11にインストールし、ファイル名の自動変換が実行不能状態に陥っている場合、アプリ内の設定項目をどんなに変更しても改善はしない。

この場合は、潔く「DSC Auto Rename」をアンインストールし、再度インストールし直そう。

アプリ自体のファイルサイズは2MB程度なので、それほど手間ではないはずだ。

まだアプリをインストールしていないという人は、この手順は無視して普通にインストールすればいい。

 

DSC Auto Rename

DSC Auto Rename

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アプリ権限を許可する(2つ)

アプリ権限許可

インストール後「DSC Auto Rename」を起動すると、上記写真のようにアプリ権限の許可を求めてくるので、許可しよう。

許可するアプリ権限は、「カメラ」と「ファイルアクセス」の2つだ。

 

言語を日本語にする(任意)

メニューを日本語化

英語が分かりづらい場合、言語設定を日本語にする。

「機械翻訳の日本語より英語のほうが分かりやすいぜ」というイケメンは、英語のままでも結構だ。

 

「自動リネームサービスのトリガー」を2番目にする

自動リネームサービスのトリガー設定

「自動リネームサービスのトリガー」を2番目の「Media content observer:Pictures or videos saved.」に設定する。
※このとき、3番目の選択項目は絶対に選択しないこと!3番目のラジオボタンに触れてはならない!

これは「いつファイル名を自動変換するか」という設定で、2番目の選択項目は「写真やビデオファイルを保存した時」という意味だろう。

なお、写真ファイル名だけでなくビデオファイル名も自動変換したい場合は、下記のように「ビデオファイルのリネームを有効」をONにしておく必要がある。

ビデオファイルのリネーム

 

以上の設定で、ファイル名の自動変換はうまくいくはずだ。

変換後の写真ファイル名

↑撮影直後の写真ファイル。撮影日時が含まれる形式にファイル名が自動変換されている。

 

うまくいかない場合

上記の設定で、カメラアプリでの写真撮影後にファイル名が自動変換されない場合は、以下の2つを確認してほしい。

 

写真ファイルのファイル名の確認

写真ファイル名設定

「ファイル名のパターンを定義」で、変換前のファイル名と変換後のファイル名の形式を設定できるのだが、「変換前のファイル名」設定が、撮影写真のファイル名と合致していないことが考えられる。

この場合は「ファイル名のパターンを定義」の設定を、撮影写真のファイル名に合わせて修正する必要がある。

なお、初期設定では「DSC_通し番号.JPG」というファイル名を、「PIC_年月日_時分秒.JPG」に変換する設定となっている。

 

ちなみにAQUOSスマホの場合、カメラアプリ上で「写真の自動補正機能」がオンになっていると、自動補正の対象となった写真は特殊なファイル名で保存され、ファイル名の自動変換がうまくいかない。

この場合は、下記のようにカメラアプリ内の設定メニューで「インテリジェントフレーミング」をOFFにして自動補正機能を切っておくといいだろう。

インテリジェントフレーミング設定

 

アプリ権限の確認

アプリ権限の確認

「DSC Auto Rename」に必要な権限を与えていない場合は、「必要なアプリケーションのアクセス許可を要求」をタップしてアクセス許可を再度要求すればいい。

前述のように「カメラ」と「ファイルアクセス」の権限が許可されることになる。

 

Android11でDSC Auto Renameが動かない原因

DSC Auto Renameは「指定のフォルダ内のみファイル名を変換する」という設定もできるのだが、この設定がAndroid11でうまく動いていないようだ。

参考までにこの設定は以下の項目でできる。

フォルダ指定設定

  • 「自動リネームサービスのトリガー」を3番目に設定する
  • 「フォルダー内のリネーム」をONにする
  • 「フォルダーを選択。」で任意のフォルダを選択する

Android11で上記設定をしてしまった場合、設定を元に戻しても2度とファイル名の自動変換ができなくなる。

この場合はすでに述べたように、アプリのアンインストール/再インストールが必須だ。

上記設定のうち、「自動リネームサービスのトリガー」を3番目に設定するだけでも、自動変換不能状態から2度と復旧できなくなるようだ。

 

ちのれん
ちのれん

設定の説明に「Lolipop(Android5)のユーザーは~」なんて書いてるから怪しいと思ったぜ

 

結び

以上、Android11でDSC Auto Renameを使う方法について紹介した。

「写真ファイルのファイル名のダブりをなんとかしたい」「機種変やOSアップデートしたらDSC Auto Renameが使えなくなった」という方の参考になれば幸いである。

 

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