ミニマリストが考える「物を手放しても損しない5つの理由」

アタッシュケース 思考

物を手放そうとしても、ついつい「勿体ない」とか「損をしてしまう」と考えてしまい、結局手放せないという方もいるのではないだろうか。

そういう方に向けて、以前、下記の記事を投稿した。

 

前回の記事は、物を手放す時に「勿体ない」という考えに至らないための「行動」であったが、今回は私なりの「思考」について述べる。

ちなみに私はFP等の専門家ではないので、内容に間違いがあるかもしれないということを事前に言っておく。

あくまで、手放せないという状況に陥らないための、私なりの考え方であるということを理解してほしい。

なお、今回も例によって「思い出の品」などの買い戻せない物については対象外とする。

 

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物を手放しても損をしない5つの理由

私が物を手放しても損しないと考えている理由は次の5つだ。

  • 物の価値は時価
  • 売買は等価交換
  • 長く持てば価値は下がる
  • 所有期間はコストが発生
  • 手放せば無駄買いが減る

以下、詳細について説明しよう。

 

理由1:物の価値は時価である

物を手放す時に「勿体ない」という考えになってしまう一因は、「手放した時に損失が発生する」と考えるからである。

これは、「所有物の価値」を買った時の金額で考えており、手放した時に「買い値と売り値の差額分」を損失額と考えてしまうことが原因だ。

しかし、本来はそう考えるべきではない。

所有物の価値は、買い値ではなく時価(その時点での買取査定額)で考えるべきだからだ。

つまり、「所有物を買った時の値段」にいつまでも囚われているから、手放す時に勿体ないという感覚に陥ってしまうのである。

 

理由2:売買は等価交換である

株取引を例に考えてみる。

例えば、100万円で買った株が値下がりして、70万円になっているとする。

30万円の含み損だ。

この時点で株を売却すれば、30万円の損失確定と表現される。

売却した時点で損失確定と表現するのは、おそらく売買に関する税金の計算上必要だからだろう。

しかし、実際はこの売却によって損失が発生しているわけではない。

この売却についてよく考えてみれば、「70万円の価値がある株」という資産を、「70万円の現金」という資産に交換しているに過ぎない。

つまり、売却というのは等価交換なのだ。

売却によって損失は一切発生していない。
(厳密には売買手数料が発生する場合は、手数料分だけ損失が発生することになるが、今回は誤差と考える。)

売却する前と売却した後では、自分の持っている総資産に変化はないのだ。

自分の所有物についても同じである。

所有物を安く売る羽目になったとしても、それは等価交換であり、売却によって損失は発生していない。

また、買取査定が0円の物ならば、捨てても損失(総資産の変動)は発生しないということだ。

損失は手放す時に発生するのではない。

所有している段階でもうすでに発生しているのである。

買った時の値段に囚われているから、本来の物の価値を見誤ってしまうのだ。

 

理由3:所有期間が長いほど価値は下がる

株の場合なら、含み損が発生していても、持ち続ければ元に戻るかもしれない。

しかし、物の場合、余程の希少価値があるものでない限り、時間の経過とともに価値は下がっていく一方である。

使っていない物を、安く売るのが勿体ないからといって持ち続ければ、使用年数や経過年数は増え、買取査定がますます下がって損失は拡大する一方なのだ。

使っていないならば、値段が付く限りさっさと売ってしまったほうがいいだろう。

 

理由4:所有期間はコストがかかり続ける

物を所有するということは、物がスペースを占有するということだ。

物がスペースを占有しているということは、物に対して家賃が発生しているということを意味する。

手放すのが勿体ないからと言って、使いもしない物をため込むのは、使いもしない物のために家賃を払い続けているということだ。

物に家賃を払い続けているイメージができないという人もいるかもしれない。

そういう人は、その所有物がレンタル品だとイメージすればいい。

レンタル料金を払い続けてまで手元に置いておく必要があるだろうか。

使っていないのであればさっさと手放して、垂れ流している料金をストップさせるのが普通だろう。

物を手放せばその分のスペースが空く。

空いたスペースを別の用途に有効活用すれば、支払っている家賃も無駄にならないというものだ。

 

理由5:物を手放せば無駄買いが減る

物を手放すことができれば、その後の出費は減るだろう。

実際に物を手放した経験によって、買い物の際に「不要な物は買わない」という判断ができるようになるからだ。

また、「せっかくの空いたスペースを無駄な物で埋めたくない」という判断もできるだろう。

物を手放せば手放すほど、買い物は洗練されていく。

勿体ないからと言って物を手放さずにため込めば、無駄買いはいつまでたっても改善されないだろう。

結果として、物を手放すことは未来の損失を回避できるということになるのだ。

 

まとめ

  • 物の価値は買い値ではなく時価で考える
  • 売買は等価交換であり損失は発生しない
  • 査定0円の物は捨てても損しない
  • 価値が高いうちに売却した方がいい
  • 手放せば空いたスペースを活用できる
  • 手放すことでその後の無駄買いが減る

 

今回は物を手放すのが勿体ないという考えに至らないための、私なりの「思考」について述べた。

冒頭でも紹介した下記の記事と合わせて実践すれば、物を手放すハードルが下がるのではないかと考えているが、どうだろうか。

 

もちろん、このような考え方が合わないというのであれば、別の方法を試してもらえれば私としてもうれしい。

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